「スポンジ」といえば？

 

突然ですが、

皆さまが「スポンジ」と言われて連想するものは何でしょうか。

 

ふわふわのクッション？

食器洗いや掃除に使うたわし？

お化粧品を伸ばすときに使うパフ？

 

この3つはすべて「 軟質ウレタンフォーム(ウレタンスポンジ) 」と呼ばれるものです。

 

もちろんスポンジにも様々な種類が存在しますが、

こうして挙げた例すべてが軟質ウレタンフォームに当てはまるくらい

象徴的な存在となっていることはお分かりいただけるかと存じます。

 

 

カラーフォーム「ECS」について

 

そんなウレタンフォームのひとつに「 カラーフォーム 」シリーズがございます。

 

 

ECSは(株)イノアックコーポレーション様製造のエーテル系ウレタンフォームで

 マットレス、リハビリ用マット、介護用クッション、女性用下着 や

 ソファ、水耕栽培用フォーム ・・・

あらゆるジャンルのクッション材としてやさしく大活躍しているすごい素材です。

なかでも「ECS」は代表的な品番で弊社でもよく見るもののひとつでもあります。

 

…既に専門用語的なのが多すぎる、とお思いの方も多いかと存じます。

かんたんにまとめましたのでご覧くださいませ。

 

見やすいPDFファイルはこちらよりどうぞ！

 

「軟質ウレタンフォーム」をさらに分類した エーテル系ウレタンフォーム 、

イノアック様が製造されているエーテル系ウレタンフォームの総称が カラーフォーム です。

 

そんなECSも、

 

 

 

 

多いんですよね、色。

 

 

倒置法ってなんか知的ですよね(?)

「色見本を作って」と依頼があるのも納得の豊富なカラーバリエーション。

やはり選択肢が増える一方、お悩みになるお客様がいらっしゃる印象です。

多いのに越したことはないんですけどね…！

 

さあ早速加工してつくろう！と動きたいところですが

ウレタンフォームは保存環境により

「 黄変 」という現象が起きてしまうため

現物で作成するわけにはいかないような気がしております。

 

 

黄変とは

 

 

検証記事にもありますとおり、黄変させないためには

 紫外線に当てない ということが重要になってきます。

そのため、黄変を気にされる場合は

 日光の当たる可能性のあるものへのウレタンフォームの使用を 

 なるだけ避けたほうがよさそう です。

 

 

ということで現物の色見本をつくるのには適さないといった判断に至りました。

今回は「モノ」ではなく、「データ」で制作するということにいたします。

 

しかし、写真をバシバシ撮るだけでは色味などかなり差が生じるうえ

閲覧される方の環境にもかなり左右されますので、

 多少の色のずれはご容赦いただけますと幸いです。 

 

見よう見まねすぎる撮影 このアングルは駄目だった

 

 

 

出来上がったものがこちら

 

 

…おお？

これだけですとよくわかりませんので早速一覧を作成致しました。

 

見やすいPDFファイルはこちらよりどうぞ！

 

 

せっかくですので黄変したものも写真を撮り、一覧にしたいと思います。

そうすれば「あれ？これ黄変してる？」となった場合でも比較ができますもんね。

前任の検証では カラスに荒らされて検証パターンがひとつ消滅する という奇跡みたいな事件が起きましたので、

 

 

私は営業車のダッシュボードにサンプル片を並べることにいたしました。

これでカラスに荒らされることはないはずです。

 

 

翌日

 

梅雨入りしました。

 

雨で紫外線が少なくサンプル片が黄変せず超きれいなままなので

一覧制作は日を置いてからにしようかと思います(爆泣)

 

ちなみに黄変しますとこのような色味になります↓

しっぽの部分から日が当たっており徐々に変色しているのが

お分かりになるかと存じます。

 

 

まとめ

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

上記の内容をお送り致しました。

使用シーンは一度考えるべきではありますが、

機能性がよくとても優秀な素材ですのでうまく使用したいですね。